8月4日(日)放送の『坂上&指原のつぶれない店』
売れない商品が”ある発想の転換”で大逆転した「つぶれないザ・ベスト店」をご紹介します。
- 第10位 「スライスようかん(小倉バター)」 パンに乗せるためのスライス状ようかん
- 第9位 「お散歩カート」 乳母車を大型ベビーカーに改良してバカ売れ
- 第8位 「水ピタ」 失敗作が災害用品として大ヒット!
- 第7位 「大江戸板巻うどん」失敗作から発送の転換で大逆転
- 第6位 「もくねんさん」捨てていた鉛筆の削りカスで作った粘土
- 第5位 「アカモク(ギバサ)」海のゴミが年間売上げ3,000万円のスーパーフードに
- 第4位 「全卵タリアテッレ」うどん製麺の技術を生パスタに活かして年商8億円
- 第3位 「ヌーボード」リングノート形式のホワイトボード
- 第2位 「越後古材」
- 第1位 「サカガワ 雪駄」鼻緒の位置をずらして大ヒット
- もうすぐランクインする商品
- 今までに放送した「つぶれない ザ・ベスト店!」
第10位 「スライスようかん(小倉バター)」 パンに乗せるためのスライス状ようかん
創業216年。京都の老舗和菓子店「亀屋良長(かめやよしなが) 本店」
売れなくなったようかんを、パンに乗せるトッピングへと変更して販売し、売上げが90倍になりました!
幅2.5mmのスライス状にしたようかんに、バターとケシの実をのせて完成。これをパンにのせてトースターで焼くと簡単に小倉トーストができるのです✨
羊羹を薄いシート状にすることで、新しいかたちの和菓子になりました。
丹波大納言小豆の粒あん羊羹に、沖縄の塩を効かせたバター羊羹とケシの実をトッピングしています。
トーストにのせて焼くだけで、ご自宅で手軽に”小倉バタートースト”がお召し上がりいただけます。
「亀屋良長(かめやよしなが) 本店」の公式オンラインショップで購入できます。
第9位 「お散歩カート」 乳母車を大型ベビーカーに改良してバカ売れ
東京の「五十畑工業」は、昔ながらの乳母車を『お散歩カート』に改良し1億円以上の大ヒット商品となりました。
●前面は可動式スロープになっていて、お子様の乗せ降しが簡単です。
●6~8人乗りタイプ(90kgまで)。
●オープンタイプ大型ベビーカート。
●ロック機能付きハンドブレーキ装備。
●軽量、アルミパイプ仕立。
●簡単に折りたため、たたんだ状態で自立し、キャスターによって移動できます。
●中央、空気入り大車輪(ベアリング軸)+キャスター車輪付。
第8位 「水ピタ」 失敗作が災害用品として大ヒット!
土木工事や建築設計、工事資材の製造などを行う「中村建設」。
異常気象のため売り上げを伸ばしている商品が『水ピタ』
紙おむつなどで使われている保水剤を使用した土嚢です。
少ない雨でも植物を育てられるため、砂漠の緑化にも応用されています。
水害のニュースを見てアイデアが浮かんだのですが、従来の土を入れるタイプのものと比べて未使用時には軽くてかさばらないので管理が楽なことも要因となり大ヒット!
使用前は500gですが、水に45秒浸すだけで10kgの重さになります。
北海道利尻島の町役場や日本銀行など、公共施設で多く利用されています。
第7位 「大江戸板巻うどん」失敗作から発送の転換で大逆転
「(有)GISめん工房」で作られているうどんは、ノベルティとしても使われており、年商は1億円超!
小麦粉と塩水を混ぜた生地をプレスして帯状にまとめるのですが、一般的なうどんとの違いは切らずに丸めてそのまま梱包するのです。
・生麺うどんは切ると鮮度が落ちる
⇒切らずに巻くと乾燥を防ぎ鮮度が長持ち
・切り方をアレンジすることができる
第6位 「もくねんさん」捨てていた鉛筆の削りカスで作った粘土
「北星鉛筆」では、今までゴミとして廃棄していた鉛筆の削りカスをリサイクルして『木の粘土もくねんさん』を作りました。
実は、鉛筆の製造では木材の4割が廃棄。ひと月に5トンもの産業廃棄物を年間120万円の廃棄料を支払って処理していました。
どうにか活用できないかと試行錯誤しておがくずの粘土が完成しました。今では廃棄料を支払う必要がなくなったばかりか、売上が1,000万円アップしました。
乾燥後は軽くて丈夫な「木」になり、素焼きのような風合いが楽しめます。
燃えるゴミとして処分でき、埋めても微生物の分解力で土に還ります。
切る・削る・穴あけ・ビス止め・接着など様々な加工が可能です。
ベタベタしないので手や洋服を汚す心配もありません。
体に害のない材料が使用されているので、小さなお子様にも安心して遊んでいただける商品です。
第5位 「アカモク(ギバサ)」海のゴミが年間売上げ3,000万円のスーパーフードに
岩手では、船のスクリューに絡まり”海のゴミ”として扱われていたアカモクが秋田ではみそ汁に入れるなどして食べる習慣があると知り商品化。最初は全然売れませんでしたが、アカモクの栄養素を大学の先生に調べてもらい
・脂肪燃焼効果のある”フコキサンチン”が豊富
・食物繊維は100gあたり5.5g
・鉄分は100gあたり1.6gで、モズクやワカメの2倍以上!あると判明。
アサイー、チアシード、カカオ、クコの実などスーパーフードが大ブームの時期だったため、スーパーフードとして売り出し大ヒットしました。
第4位 「全卵タリアテッレ」うどん製麺の技術を生パスタに活かして年商8億円
創業110年の「淡路麺業」ではうどんを製造していましたが、1998年に明石海峡大橋が開通したことがきっかけで大手メーカーの商品が流通するようになり価格競争が激しくなりました。うどんの技術を活かした生パスタの商品開発へシフトしたところ、全国のロイヤルホストで採用され、年商8億円売上げるほどの人気商品に。
第3位 「ヌーボード」リングノート形式のホワイトボード
NUboardはバッグに入れて持ち運びできるリングノート形式のホワイトボードです。
付箋を貼ったり資料を挟んで上書きするなど、アイデア次第で色々な使い方ができます。
筆記スペースはA4サイズで8ページ。
さらに、クリアファイルと同じ材質の半透明シート半透明シートが各ページに添付されているので、スポーツの指示に使いやすいと、サッカーやバスケットの指導者の間で人気に。
・筆談用に最適と都内11箇所の公共施設に常備
・クレヨンで描いてもウェットティッシュで消せるので子供のお絵かき用に
など、いろいろな使い方ができる、これまでにない新しいホワイトボードです。
第2位 「越後古材」
「井口製材所」では、空き家の解体で出た古材を居酒屋チェーン店などに販売しています。また、扉やタンスなども買い取り&販売しています
第1位 「サカガワ 雪駄」鼻緒の位置をずらして大ヒット
新宿ロフトでは夏に入って約600足売れている大ヒット商品。
履きやすさとデザイン性から若いお客様にも好評なのだそう。また、「星野リゾート 界 箱根」など国内100軒以上の旅館の館内履きとしても使われています。
奈良県にある「サカガワ」では、鼻緒の位置を内側にずらすことで雪駄を履きやすくして売り上げが年間5,000万円にアップしました!
もうすぐランクインする商品
石見空港はちみつ 空港内の養蜂場で作られたはちみつ
今までに放送した「つぶれない ザ・ベスト店!」