今年11月上旬のインフルエンザ報告数は5,084人。
昨年の同時期(1,705人)と比べると約3倍に)なりました。
これはインフルエンザが早めに流行しているということ。
厚生労働省は、先週の金曜日から本格的にインフルエンザの流行が始まったと発表しました。
番組内でインフルエンザ対策法を取り上げていたのでご紹介します。
インフルエンザ最新予防対策法
監修は「池袋大谷クリニック」院長 大谷義夫先生
部屋に設置すると効果的なのは加湿器
・インフルエンザ流行の主な原因は飛沫感染と接触感染
・空気中のウイルスは感染に大きく影響しない
・湿度を約50パーセントにし喉の免疫力アップで効果あり
手の除菌で効果的なのはアルコール消毒15秒
石けん手洗い30秒よりもアルコール消毒15秒の方が有効だという研究結果あり
口の除菌対策として効果的なのは緑茶を飲む
緑茶のカテキンによって抗ウイルス作用があり、インフルエンザの発症を予防できると考えられる。
のどを潤すことで、のどにウイルスが付着しないようにすることが大切。
家の中で最も除菌対策をするべきなのはドアノブ
金属・プラスチックなどの滑らかな素材にはウイルスが長時間滞在可能。
ドアノブは帰宅後に多くの人が触るので注意が必要。
インフルエンザについて
インフルエンザ早期流行の原因
①沖縄での流行
9月に沖縄でインフルエンザの患者が急増し、県が警報を発令。沖縄へ旅行した人などがインフルエンザを本州へ持ち帰った可能性があると考えられます。
②インバウンド感染
ラグビーW杯では約40万人の外国人が試合観戦目的で訪日。
インフルエンザの流行シーズンは
・北半球:10月~3月
・熱帯、亜熱帯:1年中
・南半球:4月~9月
9月20日~11月2日のW杯開催期間中に訪れた亜熱帯、熱帯地域、南半球地域の方が持ち込んだ可能性があると考えられます。
A型インフルエンザの特徴
・急な発熱で40℃の高熱も
・物を飲み込むのもつらいのどの痛み
・筋肉痛や関節痛
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