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【ヒルナンデス】風邪・インフルエンザ対策の新常識

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2月11日の『ヒルナンデス』で紹介された「目からウロコの新常識~風邪・インフルエンザ対策~」

教えてくださったのは、「一流の人はなぜ風邪をひかないのか?」の著者で医学博士の裴 英洙先生。

一流の人はなぜ風邪をひかないのか?――MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33

一流の人はなぜ風邪をひかないのか?――MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33

 

 

 

マスクの正しい外し方は?

両耳のひもを持って外します。
マスクの表面にはウイルスがついている可能性があるので、その手で目や鼻、口を触ると粘膜を通して感染してしまう可能性があります。

 

インフルエンザの予防効果が最も期待できる食べ物は?

インフルエンザ・風邪予防で大切なのは口の中を乾燥させないこと。
冬に流行するウイルスは乾燥を好むため、口の中が湿った状態だとウイルスの活動を抑えられるのです。

ウイルス対策の鍵となるのは唾液。
口の中を潤し殺菌作用もあるため、唾液を出すことはとても大切!

飴やガムは、しばらく口の中に残るので唾液が出続けますが「なめる」より「噛む」方が唾液が出やすいのでガムを噛むことをオススメします。 

 

鼻呼吸することも大切

鼻は最高のヒーター・加湿器です。
外気を鼻呼吸すると、鼻を通ってのどに行くまでに温度30℃、湿度90%になります。
インフルエンザウイルスは高温多湿に弱いので、鼻呼吸の習慣をつけるとインフルエンザ予防効果につながります。

無意識のうちに口が開いている方も多いので、口を閉じることが鼻呼吸の習慣をつける方法になります。

寝る時も鼻呼吸を心がける

以前は起きたときにのどが痛くなっていることもありましたが、口閉じテープを貼るようになってからのどが痛くなることがほぼなくなりました。

 

帰宅直後、うがいの直前にやるべきことは?

人混み・満員電車などウイルスが密集している場所で過ごした後は口の中に多くのウイルスが侵入した可能性が高くなります。
帰宅直後にいきなりのどうがいをすると、口の中にいるウイルスが水に押しやられてのどの奥まで流れる危険性が!
まず最初に口をゆすいで吐き出すことで口の中のウイルスを減らします。
その後でのどうがいをするとウイルス感染リスクが低く、風邪予防に効果的です。

 また、「くちゅくちゅ」ではなく「ガラガラ」と声を出してうがいすると、喉の奥までうがいをすることができます。

 

風邪を治すのに効果的ができないものは?

ビタミンCをとる

2013年に「医師たちの国際的ネットワーク」が発表した内容は

風邪をひいた後にビタミンCを摂取しても治療効果は認められない

ということ。

1月に放送された『ヒルナンデス』ではビタミンDがインフルエンザ予防に効くと言っていましたね。

 

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抗生物質を飲む

主な病原菌は

・細菌
細胞を持つ生物。自力で増殖。

・ウイルス
細胞を持たず他の生物に寄生して増殖。

抗生物質が効くのは細菌で、ほとんどの風邪の原因となるウイルスには効果がありません。

ただし、風邪で抗生物質を出す場合もあります。

*風邪のあとに細菌性肺炎になることがあるため
*風邪と初期症状が似ている細菌性感染症が存在

 

しかしながら、厚生労働省が2017年に「風邪に抗生物質は推奨しない」と発表したため、今後抗生物質を処方する先生は少なくなるかもしれません。

 

お酒を飲む

利尿作用で弱った体が脱水症状を起こすこともあるのでオススメできません。
また、お酒と薬を一緒に飲むと薬によっては副作用が強くなる可能性もあるので一緒に飲むのは基本NGです!

 

子どもがインフルエンザにかかった時に感染リスクの高い行動は?

ウイルスが空気中に舞い、感染リスクが高いので子ども部屋に掃除機をかけることは控えましょう。

インフルエンザが家族に感染するリスク

みんなが触るもの

・ドアノブ

・リモコン

・スイッチ

アルコール除菌シートで優先的に除菌しましょう!

 

クローゼット

・コートなど患者の服は一緒にしない

・特に注意が必要なのがマフラーの共用
口の近くで巻くので、ウイルスを吸い込みやすくなります。

 

インフルエンザ予防接種は必要?

高熱にならなかったり、治るまでの期間が短くなる効果も期待できるため、予防接種を推奨しています。

 

まとめ

インフルエンザ・風邪予防

ピーク時より患者数は減ったようですが、まだまだ猛威をふるっているので油断はできません。

できることからぜひ実践しましょう!

 

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