6月2日(日)放送の『坂上&指原のつぶれない店』
鰹の年間消費量が断トツに多いのが高知県(全国平均:864g、高知県:3,930g)
高知のアンテナショップも鰹コーナーは充実していますが、そのなかで、お客さんの4人に1人が購入しており、ダントツに売れている鰹商品をご紹介します。
一本釣り藁焼き鰹たたき
空港から車で2時間ほどの幡多郡黒潮町にある「明神水産」で作られている『藁焼き鰹たたき』
高知出身の副店長によると
「高知で食べられるものをフレッシュなまま冷凍しているので、高知市内の店で食べるのと遜色ない」のだそうです。
売上げ
鰹のたたきだけで年商20億円!大ヒット商品です。
作り方
瞬間的に冷凍させるのに一番いい、一級品の冷凍鰹を選んで使っています。
通常、冷凍鰹は船上でまき網でまとめて投入した鰹を-20℃の液体で凍らせるのですが、液体の温度が一気に上昇し、凍結に10分ほど時間がかかってしまいます。
一方、明神水産が使うのは全て一本釣りの鰹。
1尾ずつ液体に浸すので、たった30秒で生きたまま瞬間冷凍!
細胞が壊れる前に凍るので鮮度は抜群です。
さらに、大量の藁でカツオを焼くことがおいしさのポイント。
中が空洞である藁は、短時間で一気に燃え上がるため中身に火を入れず表面のみを炙ることができます。
そのため外は香ばしく、身の部分は瑞々しい絶品のカツオになります。
明神水産は、冷凍鰹をあえて冷凍のまま焼くのですが、大量の藁を使うことで表面だけを一気に炙ることができ、外は香ばしく焼けながら中身は冷凍のままという絶妙な火入れが可能になるのです
生きたまま凍った鰹が食べる直前に初めて解凍されるという奇跡の鮮度が実現するのです。
稲藁を確保するために
昔ながらの天日干しをする農家を回って藁を集めていました。
近年はコンバインを使う農家が主流になりましたが、コンバインだと藁は短く刈られてしまい、藁焼きには使えないのです。
そこで「明神水産」ではカツオのたたきに使う藁を自分たちで採るために、米作りをしています。
原野を耕すことから始まったため、田んぼを作るだけで1年かかり2年目以降にようやく藁を収穫することができたそうです。
まとめ
放送後は楽天であっという間にランキング入りしました。
流水で5分解凍するだけ…と簡単に準備できるのもいいですね。
高知市内のお店で食べるのと遜色ないと言われるほどの鰹のたたきをぜひ食べてみたいです♬
6月2日に放送した『坂上&指原のつぶれない店』で紹介した商品
吉平(きっぺい)商店の『あわせしょうが』