2月25日(月)の『名医のTHE太鼓判!』は
「今から鍛えればすぐに復活する!老けない秘訣はお尻SP」
最近、お尻に注目した本が人気を呼んでいます
お尻の筋肉について
お尻の筋肉は抗重力筋。重力に逆らって姿勢を維持する筋肉で長時間座っていると衰えてしまいます。
お尻の筋肉が衰えるとさまざまな不調が!
・腰痛
・冷え
・睡眠
などに支障をきたすと言われています。
たれ尻を治せば腰痛の改善や予防に効果が期待できる
中山エミリさんと久保田磨希さんが3Dモディスキャナーで、どれほどお尻がたれているのか検査しました。
・中山さん…5.5cmたれていて、お尻年齢48歳(実年齢+8歳)
・久保田さん…3.5cmたれていて、お尻年齢59歳(実年齢+14歳)
外側には肉がなく、内側の肉が下がっていて四角くなっていました。
たれ尻の原因は?
・中山さん…お尻に贅肉が多いことと、お尻の筋力低下
足を後ろへ動かす役割がある
・久保田さん…お尻の側面の筋肉がそげ落ちて全体が垂れ、四角いお尻になっている。
たれ尻と腰痛の関係は?
お尻のすぐ上に腰があるので、お尻が十分に機能を発揮しないとその歪みが上下に来てしまいます。
腰などの痛みの原因
筋肉が弱まる⇒姿勢が安定しない
たれ尻を改善しようと運動すれば、結果的に腰痛も改善されるのです。
たれ尻の改善法
たれ尻の改善を指導してくださるのは、お尻専門トレーナーの松尾タカシさん。
カエル泳ぎ運動
1.両脚を開いて膝を曲げ、足の裏同士をくっつける
2.お尻を締め、膝を1cm上げる
3.そのまま15秒キープ
4.1日3回行う
📝1cmだけ上げる体勢を保とうとするときに、お尻に負荷がかかります
ダチョウ歩き運動
・中腰の姿勢を保ち前後に歩く
・なるべくお尻の高さを上下しないのがポイント
カニ歩き運動
・しっかり胸をはり、お尻を出す
・この姿勢を保ちながら、普段歩かない方向に歩くことで、いつもは使っていないお尻の筋肉を鍛えます。
改善後の結果
・中山さん…3.3cm 44歳(改善前⁻4歳)
・久保田さん…0.9cm 56歳(改善前⁻3歳)
また、久保田さんの腰痛は今までの痛みを100とすると、20~30ぐらいまで減りました。
お尻の凝りををほぐすと冷え性が改善し睡眠の質も上がる
お尻が凝るとなぜ冷え性になる?
お尻の中の梨状筋(りじょうきん)という筋肉が凝る→坐骨神経を圧迫→脚の血管を締める
という流れで冷えが起こってしまいます。
脚を開いたり、股関節を固定したりする役目があり、最も凝りやすい筋肉。
梨状筋のすぐ下には坐骨神経が通っていますが、これは体の中で最も太く長い神経で足に向かって走っています。
梨状筋が凝ると坐骨神経を圧迫し、血流が悪くなるため足先が冷えるひとつの原因になるのです。
冷え性と睡眠の関係
人が入眠するには、足の裏などから汗を出して体温を下げることによって脳の眠りのスイッチを入れなければなりません。
しかしながら足が冷えていると、これが上手にできないのです。
眠るときには足首などから熱を放出し、体温を0.5℃ほど下げます。
それが脳の眠りスイッチになるのですが、体が冷えていると体温調節が難しく、眠りスイッチが入らないのです。
お尻の凝りが分かる方法
1.膝の上に反対の足のくるぶしを乗せます。
2.肘でひざを押し下げます。
2の時にひざが水平以下まで下がらなければ、お尻が凝っている可能性があります。
この弥勒菩薩のポーズでお尻の凝りをチェックすることができます。
お尻の凝りをほぐすストレッチ
使用するのはソフトボール。
1.両ひざを立てた状態で、片尻の下にソフトボールを置きます。
位置は梨状筋の真上。
2.左右1分ずつ体重をかけてほぐします。
凝る=筋肉が固まること。
元に戻すために1回引き離すと再び収縮するようになります。
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まとめ
お尻の筋肉が弱ったり、お尻が凝ったりすると、他の場所でさまざまな不調があらわれるのですね。
改善のためのトレーニングをしっかりして美尻だけでなく、腰痛や冷え性などの改善も期待したいです。