【関ジャム】「実はあの曲が超大事だった！関ジャム流 平成31年の音楽史」

4月21日の『関ジャム』は
「実はあの曲が超大事だった！関ジャム流 平成31年の音楽史」

間もなく平成が終わりを迎えます。音楽業界ではこの31年の間に様々なヒットが生まれましたが、実はプロから見て音楽業界にとって超大事な曲がいくつもあるそう。
そこで、今回は平成の世に大きな影響を与えた楽曲を3名の音楽のプロ達が明かします。

アーティストゲスト

*スガ シカオ
シンガーソングライター

*松尾潔
音楽プロデューサー
CHEMISTRYや平井堅など多くのアーティストをプロデュース

*ヒャダイン
音楽プロデューサー

平成前半の音楽史（元年～15年）

平成元年

美空ひばり　「川の流れのように」

秋元康さん作詞の曲。
このあと小室哲哉さん、つんく♂さんなどのプロデューサーブームになった。

川の流れのように

DREAMS COME TRUE　「未来予想図Ⅱ」

未来予想図ＩＩ

PRINCESS PRINCESS（プリンセス・プリンセス）　「Diamonds」

SINGLES 1987-1992

平成2年

B.Bクイーンズ　「おどるポンポコリン」

おどるポンポコリン~ちびまる子ちゃん 誕生25th Version~

沢田知可子　「会いたい」

会いたい

KAN 「愛は勝つ」

愛は勝つ

平成3年

CHAGE and ASKA　「SAY YES」

SAY YES

小田和正「ラブ・ストーリーは突然に」

ラブ・ストーリーは突然に

槇原敬之　「どんなときも。」

どんなときも。

平成4年

米米CLUB　「君がいるだけで」

君がいるだけで

平松愛理　「部屋とYシャツと私」

部屋とYシャツと私

中山美穂＆WANDS　「世界中の誰よりきっと」

中山美穂 パーフェクト・ベスト

平成5年

ZARD　「負けないで」

Golden Best ~15th Anniversary~ (通常盤)

THE BOOM　「島唄」

島唄

広瀬香美　「ロマンスの神様」

ロマンスの神様

大黒摩季　「あなただけ見つめてる」

ゴールデン☆ベスト

平成6年

Mr.Children　「innocent world」

innocent world

篠原涼子 with t.komuro　「恋しさと　せつなさと　心強さと」

恋しさと せつなさと 心強さと

平成7年

H Jungkle With t　「WOW WAR TONIGHT～時には起こせよムーブメント～」

WOW WAR TONIGHT~時には起こせよムーヴメント~(TWO MILLION MIX)

岡本真夜　「TOMORROW」

TOMORROW

 My Little Lover　「Hello,Again～昔からある場所～」

Hello,Again?昔からある場所?

平成8年

globe　「DEPARTURES」

globe

久保田利伸 with NAOMI CAMBELL　「LA.LA.LA LOVE SONG」

LA･LA･LA LOVE SONG

華原朋美　「I'm Proud」

I'm proud

生成9年

安室奈美恵　「CAN YOU CELEBRATE?」

CAN YOU CELEBRATE?

KinKi Kids　「硝子の少年」

硝子の少年

平成10年

SMAP　「夜空ノムコウ」

Smap Vest

ブラック・ビスケッツ　「Timing～タイミング～」

LIFE

平成11年

モーニング娘。　「LOVEマシーン」

LOVEマシーン

GLAY　「Winter,again」

Winter,again

平成12年

サザンオールスターズ　「TSUNAMI」

TSUNAMI

福山雅治　「桜坂」

桜坂

浜崎あゆみ　「SEASONS」

SEASONS

平成13年

CHEMISTRY　「PIECES OF A DREAM」

PIECES OF A DREAM

B'Z　「ultra soul」

B'z The Best “Ultra Pleasure"(2CD+DVD) CD+DVD

平成14年

Dragon Ash　「Life goes on」

Life goes on

元ちとせ　「ワダツミの木」

ワダツミの木

平井堅　「大きな古時計」

大きな古時計

平成15年

森山直太朗　「さくら（独唱）」

さくら（独唱）

I WiSH　「明日への扉」

明日への扉

SMAP　「世界に一つだけの花」

世界に一つだけの花

実は超大事な曲（前半）

EAST END × YURI 「DA.YO.NE」

松尾潔さんが選んだのはEAST END × YURIの「DA.YO.NE」

当時、ヒップホップはアイドルファンから一番遠い音楽で、ヒップホップとアイドルが棲み分けられていたが、アングラなヒップホップとメジャーなアイドル、この真逆の組み合わせが有りなんだと初めて気付かされた曲。

DA・YO・NE

PUFFY　「これが私の生きる道」

ヒャダインさんが選曲したのは、PUFFYの「これが私の生きる道」

TKサウンドだらけだった時代にTKサウンドの特徴「キーが高い」、「速い」に相反して、「高くない」、「ゆるく、上手く歌おうとしていない」というのが新しかった。
それが世の女性に「上手く歌わなくてもいいんだ」と思わせ、カラオケ文化の幅を広げたと思っている。

これが私の生きる道

FLYING KIDS　「幸せであるように」

スガシカオさんが選曲したのは、FLYING KIDSの「幸せであるように」
音楽活動を一時休止するほど衝撃を受けた曲です。

それまでの日本のFUNK（ファンク）は、色物というか、どこかお笑いやエンタメの要素が強かった歴史がある中、ファンクと文学的な歌詞を融合させて、「ワンフレーズ繰り返しの美学」と言われるファンクをPOPミュージックにまで押し上げた。
これは衝撃的で、当時同じジャンルを目指す自分は全部やりたいことをやられたと思い、しばらく音楽をやめたほど。

幸せであるように

ZOO「Choo Choo TRAIN」

松尾潔さんが選んだZOOの「Choo Choo TRAIN」は、日本のR&B最初のヒット曲。

今のR＆Bは歌だけでなく踊りがセットになっていることが多いが、その先駆けがこの曲。EXILEの下地がこの曲にあったと言える。歌う人と踊る人の分業制を始めから打ち出して成功したのは大きいそう。

・大人数ユニットの先駆け
・サビの歌詞が英語と日本語のミックス

Choo Choo TRAIN

椎名林檎　「罪と罰」

音楽プロデューサー　本間昭光が選曲したのは、椎名林檎の「罪と罰」

歌詞、歌い方、サウンド、全てが新しかった1曲。

禁じ手ともいえるベースやドラムを極端にゆがませたサウンド。
巻き舌での歌い方、演歌を彷彿させる古い言葉選び、その全てがそれまでの音楽シーンにはなかったもの。
しかも、今聴いても全く古さを感じさせない。
皆が一緒になって歌える分かりやすいメロディーは、昭和歌謡からの流れがある。それをちゃんと踏まえつつ、全く新しいものにしているのが椎名林檎さん。

罪と罰

Perfume　「チョコレイト・ディスコ」

凛として時雨ドラマー　ピエール中野さんが選曲したのは、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」
女性グループといえば「かわいい」や「キレイ」など、ビジュアルを売りにするグループが多かった中、Perfumeは”楽曲のクオリティー”　”パフォーマンス”共にレベルの高いものを打ち出し、「ストイックでカッコイイ」という新しい女性ユニットの形を生み出した。

チョコレイト・ディスコ

メロキュア　「Agape」

アニソン評論家　冨田明宏さんが選曲したメロキュアの「Agape」は、「残酷な天使のテーゼ」と並ぶアニソン大賞受賞曲。

Agape

平成後半の音楽史（16年～30年）

平成16年

平井堅　「瞳をとじて」

瞳をとじて

ゆず　「栄光の架橋」

栄光の架橋

一青窈　「ハナミズキ」

ハナミズキ

平成17年

修二と彰　「青春アミーゴ」

青春アミーゴ (通常盤)

ケツメイシ　「さくら」

さくら

レミオロメン　「粉雪」

粉雪

平成18年

KAT-TUN　「Real Face」

Real Face (通常盤)

 湘南乃風　「純恋歌」

純恋歌

絢香　「三日月」

三日月

平成19年

コブクロ　「蕾（つぼみ）」

蕾(つぼみ)

嵐　「Love so sweet」

All the BEST! 1999-2009(通常盤)(CD2枚組)

平成20年

GReeeen　「キセキ」

キセキ

羞恥心　「羞恥心」

羞恥心

Mr.Children　「HANABI」

HANABI

平成21年 

木村カエラ　「Butterfly」

Butterfly

ヒルクライム　「春夏秋冬」

春夏秋冬

JUJU with JAY'ED　「明日が来るなら」

明日がくるなら

平成22年

いきものがかり　「ありがとう」

ありがとう

AKB48　「ヘビーローテーション」

ヘビーローテーション＜Ｔｙｐｅ?Ａ＞

西野カナ　「会いたくて　会いたくて」

会いたくて 会いたくて

平成23年

薫と友樹、たまにムック。　「マル・マル・モリ・モリ」

マル・マル・モリ・モリ！

福山雅治　「家族になろうよ」

家族になろうよ

AKB48　「フライングゲット」

フライングゲット（Ｔｙｐｅ?Ａ）

平成24年

ゴールデンボンバー　「女々しくて」

女々しくて

いきものがかり　「風が吹いている」

風が吹いている

平成25年

きゃりーぱみゅぱみゅ　「にんじゃりばんばん」

にんじゃりばんばん

SEKAI NO OWARI　「RPG」

RPG

平成26年

松たか子　「レット・イット・ゴー ～ありのままで～」

アナと雪の女王 ザ・ソングス 日本語版

三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE　「R.Y.U.S.E.I」

R.Y.U.S.E.I.

関ジャニ∞　「オモイダマ」

オモイダマ

秦基博　「ひまわりの約束」

ひまわりの約束

平成27年

西野カナ　「トリセツ」

トリセツ

chay　「あなたに恋をしてみました」

あなたに恋をしてみました

buck number　「クリスマスソング」

クリスマスソング

平成28年

RADWIMPS　「前前前世」

前前前世 (original ver.)

安室奈美恵　「HERO」

Hero

星野源　「恋」

恋

平成29年

乃木坂46　「インフルエンサー」

インフルエンサー

DAOKO×米津玄師　「打上花火」

打上花火

平成30年

DA PUMP　「U.S.A」

U.S.A.

米津玄師　「Lemon」

Lemon

欅坂46　「ガラスを割れ！」

ガラスを割れ！

星野源　「アイデア」

アイデア

実は超大事な曲（後半）

松尾潔

CHEMISTRY　「My Gift To You」

携帯音楽サービス「着うた®」で最初に配信された曲。
現在では当たり前になった”音楽を携帯電話で聴く”という文化の先駆けとなった。
音楽のジャンルは変わっていないつもりだったが、聴かせ方が変わってきたと感じた。

My Gift to You

音楽の聴き方の変化

カセットテープ
↓
MD
↓
CD-R
↓
ダウンロード販売
↓
サブスクリプション配信

スガシカオ

ゲスの極み乙女。　「ドレスを脱げ」

ソロも長いし、歌詞も「ラッタッタ」とか「ラララ」ばっかりだし、ほな・いこかが全面に出てボーカル川谷さんの影が薄く、全体的に主役が曖昧なため、音楽そのものが自ずと主人公になっていく新しさ。

ドレスを脱げ

ヒャダイン

supercell feat.初音ミク　「メルト」

一番最初に売れたボカロ曲で、ニコニコ動画で大ブームとなった。
この曲がなければ、今のボカロ出身アーティストも米津玄師もないのではないかと思う。

メルト -MIKU EXPO 2014 in INDONESIA Live- (feat. 初音ミク)

今までの関ジャム

www.fruitfuldays2017.com

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