4月16日(月)に放映された『名医のTHE太鼓判!』のテーマは”春こそ紫外線対策!シミ・しわ・たるみ老け顔解消”
2種類の紫外線
しみ・たるみを引き起こす紫外線は、5月が最も強くなります!
UV-A
肌の深い層に影響して、しわ・たるみの原因になる。
5月前後はUV-Aが一番あがってくるので、紫外線対策をしないと将来の老け顔につながってしまう。
UV-B
肌の浅い層に影響して、しみ・そばかすの原因になる。
しみ・しわ・たるみの3つの要因
①紫外線
光老化
太陽光やブルーライトなどの紫外線による肌の老化現象。
しみ・しわの原因の約80%と言われています。
皮膚の内部に浸透した紫外線が肌の弾力を保つコラーゲンを破壊して内部を傷つけるのでハリを失った皮膚の表面にしわやたるみが現れるのです。
突然現れたホクロやイボは要注意!
強い紫外線を浴び続けると茶色いホクロ(日光性色素斑)が現れます。
急に現れたしみやイボは皮膚がんの可能性もあるので、気になる人は医師の診断を受けましょう。
日光性色素斑
メラニン色素が過剰に皮膚につくられ沈着し、しみになったもの
脂漏性角化症イボ(年寄りイボ)
放っておくと大きくなったり数が増えたりする
②筋力の衰え
眼の下のたるみは、眼下脂肪。
加齢で皮膚を支える組織が衰えてきている。
これを放っておくと眼瞼下垂になってしまう可能性もある。
眼瞼下垂
・長年ハードコンタクトレンズを装用している
・つけまつげで引っ張る
・化粧をこすり洗いする
人は気をつけること!
1日のまばたきは2万回。まぶたの筋力が弱るとまぶたが下がってきて眼瞼下垂になってしまう。
また、まぶたが閉じてくれば無理やり開けようとして額の筋肉を使うので頭痛や肩こりの原因になります。
たるみを予防する体操
イノキ体操
①口角を上げてアゴを突き出す
②10秒キープ
これで頬骨筋(きょうこつきん)が鍛えられ、顔のたるみを予防します。
③糖化
糖分の過度な摂取は老け顔に影響している。
老け顔の人は見た目だけではなく、内臓も含めて老化が進んで病気になりやすい。
血糖値=ブドウ糖が高くなるとAGE(エージーイー)が増えてくる。
AGE(終末糖化産物)
糖とたんぱく質が結合してできた老化物質
心筋梗塞、脳梗塞などのリスクが高まる
紫外線対策
紫外線対策が必要な時間
夏…3分弱
冬…15分
以上紫外線を浴び続けると、将来しみができてしまう
食事
発酵食品
発酵食品はメラニンの色素を抑える効果があります。
また、腸内環境が整うので肌年齢が若くなります。
納豆キムチ
納豆は植物性のたんぱく質。ネバネバは保湿効果がある。
ダブルで発酵食品なので美肌効果がある。
干し野菜
太陽光にさらされて水分が減ると、アミノ酸などの栄養価が増加して抗酸化力がアップする。
大根の場合、食物繊維は約16倍、カルシウムは約20倍に!
干し白菜と豚肉の炒め物
・干し白菜 1/4個 ・干ししいたけ 1個 ・豚バラ肉 150g
・酒 大さじ2 ・赤唐辛子 1本 ・塩、黒こしょう 少々
白菜に含まれているビタミン群が干し野菜にしたことで大幅アップ
干し大根のトマト煮
・切り干し大根 40g ・EXVオリーブオイル 大さじ1 ・赤唐辛子 1本
・バジル 適量 ・トマトジュース 2カップ ・にんにく 1片
・粉チーズ 適量 ・塩、黒こしょう 少々
切り干し大根をトマトジュースにつけこむ。にんにくをたっぷり使ったオリーブオイルで炒めるだけ
ビタミン群が大幅にアップ!さらにトマトのリコピンが抗酸化力を上げます。
しみだけでなく、しわの予防にも効果があると言われています。
まとめ
これから紫外線が強くなるので、対策をしっかりしましょう!