華麗なる加齢ライフ

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【サタプラ】2択でわかる正しい歯みがき~正しいタイミングや使うブラシ、うがいの回数~

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6月9日の『サタデープラス』で特集されていた「歯みがきに関する2択クイズ」をご紹介します。

厚生労働省の”平成28年歯科疾患実態調査”によると30代以上の3人に2人が歯周病という気になるデータもあります。

さらに、口の中は

・糖尿病

・脳梗塞

・心筋梗塞

など、色々な病気の感染源の温床となっており、歯周病は怖い病気につながっていく可能性があるのです。

 

また森歯科クリニックの森昭院長によると、歯みがきに関して間違った習慣を持っている方が多いのだそうです。

 

 

正しい歯みがき2択クイズ

 

Q1 歯みがきの正しいタイミングは、食後すぐ?食後30分経ってから?

食後30分経ってから

糖質や糖分を摂った後は歯からカルシウムやリン酸などが唾液に溶けだしてしまいます。

溶かされた歯の成分が唾液の働きで元に戻る再石灰化にかかる時間は食後30分~1時間。

食後すぐに歯みがきをすると、再石化を助ける唾液を洗い流してしまい逆効果になるのです。

参考

食後すぐに歯みがきをする習慣があるのは日本と韓国ぐらいで、海外のデンタルケアとしては食後にガムを噛んで唾液を出す習慣を身につけています

 

Q2 歯みがき後の正しいうがいは、1回だけ?泡が残らないように何度も?

1回だけ

歯みがき粉に含まれているフッ素は虫歯の原因菌の働きを弱めて歯を強くする働きがあります。これを塗った後にすすぐのはもったいないことなのです。

📝メモ

・水の量はコップ4分の1程度

・うがいは1回

 

Q3 正しい歯みがきは、硬いブラシ?柔らかいブラシ?

柔らかいブラシで音を立てずにみがく

硬い歯ブラシでゴシゴシすると表面のエナメル質が薄くなり、内部の象牙質が露出してしまいます。

柔らかい象牙質は虫歯に弱いので注意が必要です。

さらに、象牙質は黄色いため、歯を白くしようとゴシゴシ磨き表面が削れてしまうと逆に白いエナメル質を薄くし、どんどん黄ばんでしまうのです。

 

正しい歯みがきチェック

・持ち方は鉛筆持ち(グーで握ると力が入ってしまう)

・歯ブラシのあて方
虫歯予防…歯に垂直
歯周病予防…歯と歯ぐきの間にあて、45度に傾ける

・歯1本につき約5秒。左右に微振動させながらみがく
シャカシャカと音が鳴ると、力が入っている状態なので音が鳴らないブラッシングを心がける

 

Q4 朝は起きてすぐに歯をみがく?朝食後に歯をみがく?

起きてすぐに歯をみがく

口の中の菌は夜寝ている時に爆発的に増えます。

その数は、大便10gに含まれる細菌数とほぼ同じと言われるほど!

起きて歯みがきをする前に水を飲むのは糖尿病・脳梗塞・心筋梗塞のリスクを高めていることになるのです。

さらに朝食後30分空けて歯をみがけば、より口内を清潔に保つことができます。

 

まとめ

歯みがき


歯は一生おつきあいするので、大切にしなくてはなりませんね。

今回のクイズの答えのケアをほぼ実践していましたが、つい何度もすすいでしまうことがあるので「コップ4分の1の水で1回すすぐ」ことを心がけたいと思います。