消費税率の引き上げに伴う負担軽減策のひとつとして始まった「キャッシュレス・ポイント還元事業」
対象店舗でキャッシュレス決済をすると支払代金の最大5%が還元される仕組みです。
本日の記事では、キャッシュレス・ポイント還元事業の内容やキャッシュレス決済の種類、ポイント還元の方法、注意点についてご紹介します。
キャッシュレス・ポイント還元事業
実施期間
2019年10月~2020年6月(9か月間)
対象となる決済サービス
・クレジットカード
・デビットカード
・電子マネー
・QRコード
など、一般的な購買に繰り返し利用できる電子的決済手段
対象店舗
・個人経営などの小規模店舗
5%
・フランチャイズ店やガソリンスタンド
2%
対象店舗の探し方
1.ポスターやステッカーが貼ってあるお店を探す
対象店舗には、このようなステッカーやポスターが貼ってあります。
2.ホームページやアプリで探す
◆ホームページ
◆アプリ
・ iOS
・android
キャッシュレス決済の種類
1.クレジットカード
店舗での買い物に使うと、その場で現金を支払うことなく商品やサービスを受け取ることができ、後でお金の請求が来ます(後払い)
代金の請求は一括、分割、ボーナス払いなどがあります。
2.デビットカード
買い物や食事代の支払い時に提示すると、即時に銀行口座から引き落としされます。
3.電子マネー
主にスーパー、コンビニ、改札機で使えます。
現金やクレジットカード、銀行口座からチャージします。
ICカードタイプの他にスマホアプリあり。
4.QRコード
スマホにクレジットカード、電子マネー、銀行口座などを登録して支払う方法。
QRコードやバーコードを使用したり、スマホをタッチしたりして使用する。
ポイント還元の方法
還元率5%の店舗で税込11,000円(本体:10,000円、消費税10%:1,000円)の商品を購入した場合、それぞれのポイント還元方法は下記のとおりです
1.ポイント付与
支払い:11,000円
ポイント:550円分
2.口座充当
支払い:11,000円
キャッシュバック:後で550円キャッシュバック
3.即時充当
値引き:550円
支払い:10,450円
4.引落相殺
減額:550円
引落額:10,450円
キャッシュレス決済を利用する際の注意点
ポイント還元には上限がある
クレジットカードやデビットカードは15,000円分が上限となるなど、利用するサービスによって上限があるので、事前にチェックしておきましょう!
店舗によって利用できるサービスが違う
キャッシュレス・ポイント還元事業の対象店舗であっても利用できるサービスはそれぞれ違います。
自分が利用しているサービスが使えるかも調べておくといいですね。
参考になるサイト
対象店舗の検索
対象となるクレジットカード・デビットカード
主要なキャッシュレス決済サービスのポイント還元法・上限
「キャッシュレス・ポイント還元事業」~消費者のみなさま~
まとめ
注意する点もありますが、自分が利用しているサービスがあれば制度を上手に活用してみてはいかがでしょうか。