7月18日(木)の『街録ZIP! リアルレビュー』は、東大生に「読んで人生観が変わった本」を聞きました。
東大生が選ぶ!読んで良かったおすすめの本
フランス人は10着しか服を持たない ジェニファー スコット
暮らしが豊かになるライフスタイル本。
間食はせず、食事を存分に楽しむ。上質な物を少しだけ持ち、大切に使う。日常のなかに、ささやかな喜びを見つける。典型的なカリフォルニアガールだった著者は、フランスの貴族の家にホームステイすることになる。その家を取り仕切るマダム・シックから学んだ、毎日を“特別な日”のように生きること。
ノムダス 勝者の資格 野村克也
3度日本一!プロ野球監督の手記
ニッポン放送で大評判。「きょうのノムダス」「お早よう中年探偵団」から収録。ただ勝てばいいのか、打てばいいのか。聞く力は偉大なり。覚悟にまさる決断なし。希望とは目覚めて見る夢なり。
カラフル 森絵都
主人公の死から始まるベストセラー。
生前の罪により、輪廻のサイクルから外されたぼくの魂。だが天使業界の抽選にあたり、再挑戦のチャンスを得た。自殺を図った少年、真の体にホームステイし、自分の罪を思い出さなければならないのだ。真として過ごすうち、ぼくは人の欠点や美点が見えてくるようになるのだが…。
きみの友だち 重松清
映画化された友だちがテーマの小説。
わたしは「みんな」を信じない、だからあんたと一緒にいるー。足の不自由な恵美ちゃんと病気がちな由香ちゃんは、ある事件がきっかけでクラスのだれとも付き合わなくなった。学校の人気者、ブンちゃんは、デキる転校生、モトくんのことが何となく面白くない…。優等生にひねた奴。弱虫に八方美人。それぞれの物語がちりばめられた、「友だち」のほんとうの意味をさがす連作長編。
人生の意味の哲学入門 森岡正博 蔵田伸雄
時間管理がうまくなる哲学入門書。
生きることに意味はあるのか考えてみよう。人生の意味に関する問いを分析哲学的に研究する21世紀英語圏の新しい哲学的潮流を紹介しつつ、独自の観点から人生の意味に挑みかかっていく挑戦的な入門書。
コーナーで紹介された本
サンショウウオの四十九日 朝比奈 秋
第171回芥川賞受賞作
バリ山行 松永K三蔵
第171回芥川賞受賞作
ツミデミック 一穂ミチ
第171回直木賞受賞作
ロジカル調理BOOK 前田量子
初めてでも失敗なくおいしく作れるのは、科学的根拠に基づいて調理のコツを紹介しているから。作りたい料理は、どんな状態なのか?どんな状態を目指すのか?そのために、おさえるべきポイントは何か?どんな工程を経たらいいのか?…といったコツをわかりやすく、論理的に解説します。
世界の絶景大事典1000 朝日新聞出版
アジア、中東、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニアに分けた世界の絶景は、まさにワールドクラスの迫力と奇想天外な景色にあふれていた
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