1月1日(水)『シューイチ×ZIP×DayDay』
経済ジャーナリスト渋谷和宏さん試算の「2025年経済効果ランキング」をご紹介します。
2025年経済効果ランキング
9位 10億円 スター・ウォーズ セレブレーション ジャパン2025
2025年4月18日(金)~ 4月20日(日)に幕張メッセで開催されます。
スターウォーズに関する展示や最新情報がお披露目されるファンにとって究極の祭典。アジアでは日本のみで17年ぶりの開催となります。
3日間の開催で4万人入場者が集まることも夢ではなく、アート販売で6億円、宿泊費や交通費、その他の買い物を合わせると10億円に達すると予想。
8位 30億円 阪神タイガース新ファーム ゼロ カーボン ベースボール パーク
3月オープン。阪神タイガースファーム本拠地として、日鉄鋼板 SGLスタジアム 尼崎、タイガース練習場、室内練習場、選手寮兼クラブハウスを新設します。
地元の兵庫県尼崎市は、街や公園を訪れる人が30万人は増えると試算しています。
7位 30億円超 マイナンバーカードと運転免許証一体化
マイナンバーカードと一体化された運転免許証「マイナ免許証」が3月に導入されます。
住所変更手続きが自治体への届け出のみでOKになり、優良・一般運転者の免許更新の講習がオンラインで可能になるメリットがあります。
免許を取得したい人と更新する人合わせると1年間で約56億7000万円お得になると予想。
このお金の一部は消費に回るため30億円超と試算。
マイナ免許証新設に伴う手数料改定
現行
新規取得手数料 2,050円
更新手数料 2,500円
マイナ免許証のみ
新規取得手数料 1,550円(-500円)
更新手数料 2,100円(-400円)
従来の免許証のみ
新規取得手数料 2,350円(+300円)
更新手数料 2,850円(+350円)
6位 100億円 札幌で開催 eスポーツ国際大会
オンラインゲーム『Apex Legends Global Series Year 4 Championship』の国際大会が1月29日(水)~2月2日(日)に北海道札幌市で開催されます。優勝賞金は約3億円!
世界中からゲームファンはもちろん、観光客も呼び込むと予想。
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
3人1組のチームで対戦するシューティングゲーム。プレイヤー人口は世界で1億人以上。
5位 200億円 ドジャース 東京ドーム開幕戦
大谷翔平選手所属の「ロサンゼルス・ドジャース」が3月に東京ドームで”ドジャース対カブス開幕2連戦を開催。
これに先立ち、巨人・阪神とプレシーズンゲーム4試合決定。
観戦する際の入場料、宿泊費、テレビの放映権料。昨年のワールドシリーズの日本での視聴者数は、のべ5600万人。1試合で1100万人超と考えると開幕2連戦+プレシーズンゲーム4戦の計6試合のべ6600万人テレビ視聴と試算。
4位 360億円 カペラ京都
シンガポール発のラグジュアリーホテル「カペラ」が日本初進出。シンガポールでは1泊最低26万以上の超高級ホテルが京都の祇園・東山エリアにオープン。
清水寺や八坂神社、建仁寺などが周辺にあり、立地が良い。また、高級ホテルなので世界中の富裕層が宿泊することになります。
欧米など富裕層のインバウンド消費は1人平均約136万円。「カペラ京都」の誕生で富裕層がますます京都を訪れると予想。
3位 500億円 TAKANAWA GATEWAY CITY
JR東日本が主導する国内最大級の複合開発プロジェクト。が今年3月27日から順次開業。
まずはJR高輪ゲートウェイ駅に直結し、商業施設が入るビル2棟が完成予定。
200店舗が入る大型商業施設「NEWoMan TAKANAWA」や首都圏初進出の「JWマリオット・ホテル東京」などインバウンド客が殺到すると予想。
2位 1500億円 沖縄巨大テーマパーク「JUNGLIA」
この夏、沖縄北部”やんばる”地域にオープンする東京ドーム13個分の巨大テーマパーク。USJ来場者をV字回復させた森岡毅氏が手掛けます。自然や地形をそのまま生かすスパやアトラクションなどが楽しめます。
1位 1兆2554億円 大阪・関西万博
4月13日(日) ~10月13日(月)184日間開催。158の国と地域が出展。
経済産業省が試算した経済波及効果は約2兆9000億円。ただ渋谷さんの試算によると実際の波及効果は半分以下の1兆2554億円。