7月27日(土)の「サワコの朝」
ゲストは長野県諏訪中央病院の名誉院長で医師の鎌田實さん。
ご自身の著書で紹介している鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」を阿川さんに伝授しつつ、披露してくださいました。
鎌田實さんについて
さまざまな健康番組に出演されることも多い鎌田實さん。
脳卒中の死亡率が全国ワースト2位だった長野県を日本一の長寿県へと導いたと言われる鎌田さんは、最も早く “デイケア”と呼ばれるリハビリサービスを取り入れ、現在の介護制度の基盤を構築したことでも知られています。
鎌田式スクワット&かかと落とし
骨を強くするかかと落とし
イスの背もたれなどを利用して行います。
1.1、2でつま先を上げる
(前脛骨筋(すねの骨の外側にある筋肉)を鍛え、転倒を予防するためのエクササイズ)
2.3でかかとを上げ、4でさらに上に上げる
(腰が痛い人は4のさらに上げる必要はない)
3.5でかかとをドンと落とす
(衝撃が骨芽細胞(骨の形成を行う細胞)に刺激を与えて骨密度を高めていく)
10回1セットを1日3セット行いましょう!
・血糖値が下がる
・メタボ改善
スクワット
イスありスクワット
1.足を肩幅に開きます。お尻を突き出すように座り、イスに触れたら立ち上がります。
(体の中で最も筋肉量が多いと言われる太ももを鍛えることで、代謝が上がり下半身も鍛えられます)
10回1セット。1ヶ月ほどしたらイスなし(反動式)スクワットに挑戦してみます。
イスなし(反動式)スクワット
1.膝はつま先より前に出さないようにし、親指の根元に体重をかけて立ちます。
2.上に伸ばした手を下ろしながら沈み込んで
3.上に立ち上がります。
(手の反動を使い、ゆっくり上下するのがポイント)
1回10セットを1日3回。
鎌田式スクワット
骨盤底筋群(骨盤の底で膀胱などを支える筋肉)を鍛えます。
1.手を組んで、グッと沈み込み、5秒間キープします。
2.5センチお尻を持ち上げて肛門を締め5秒間キープします。
このエクササイズでマイオカイン(筋肉から分泌されるという物質)が出ると、認知症を減らしたり、血圧や血糖値を下げることが期待され心も元気になるのだそうです。
かかと落としやスクワットをもっと知りたい方は
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8月3日(土)7:29まではTVer(ティーバ)で視聴できます。
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