9月19日(水)の『あさイチ』
”女のニュース”で取り上げられたのは、「ITを駆使した、新しい在宅ワークの仕組み“RPA”」
RPA(ロボティック プロセス オートメーション)とは?
Robotic Process Automation(ロボティック プロセス オートメーション)の頭文字を取った略称。
オフィスワークで 行われる経理処理、伝票入力、メール送信などの単純作業のやり方をコンピューターに覚えこませて自動化することです。
《例》
最近取引があった顧客にメールを送りたい
今まで(人による作業)/span>
〔履歴を確認〕⇒〔宛先を選ぶ〕⇒〔宛先を入力〕⇒〔メール送信〕
RPAの場合
選ぶ条件やパターンを覚えこませると、次からは自動的にメール送信をしてくれる
このロボットに仕事を覚えさせる教育係を在宅で担ってもらおうというのが今回のプロジェクトなのです。
実際に作業している方のお宅訪問
仕事を始めて5か月の方(前田さん)のお宅を訪問して仕事の様子を見せてもらいます。
7歳と4歳の子供と夫を送り出した後に仕事開始。
作業内容は?
Q「自動的にやってほしい作業の手順を1個1個入力している?」
A「そうです。この仕事をしてくれる新人に教える感じです。」
事前研修が必要?
この仕事を始める前に、およそ1ヶ月半の研修を受けたそう。
パソコンを使える人なら簡単に覚えられるようです。
作業中に分からないことがあったら?
チャットで質問すると、同じ仕事仲間にすぐ回答してもらえます。
仕事のスタイルは?
天気がいいと洗濯物を取り込む…など、途中で家事などをするために作業を止めることができます。
前田さんの作業時間は1日2時間~7時間。
ランチに出かけたり、子供の病気に対応したり…と、生活事情に合わせて働く時間を調整できます。
集中する時間を自分の裁量で選べるのがいいところ。
まとめ
時給は2,000円~3,000円。
仕事の内容にもよりますが、収入は240万円になる人も!
RPAツールの市場規模は、年々拡大してきています。
2017年は30億円でしたが、2021年には100億円を超える規模にまで成長するといわれているそう。
RPAはデジタル労働者。
人間と同じように管理する人材が必要。
RPAを扱える人は今はまだ少ないので、早めに始めることがチャンスになるようです。
自動化が広がれば、今まで人が行っていた単純作業がRPAに変わっていくことを危惧する声もあります。
企業は単純作業を効率化する一方で、人間でなければできないもの(よりクリエイティブなもの)やサービスにより集中させることになるかもしれません。
仕事を発注する企業と、仕事を求める女性の間に立っているのが『RPA女子プロジェクト』
最初に1ヶ月半~2ヶ月の研修があり、費用が5万円かかりますが市場の拡大ペースを見ると選択肢は広がりそうですね。
参考サイト