9月4日(火)の「カズレーザーと学ぶ。」
テーマは『顔のお悩み一斉調査』
この記事では《20代から蓄積するくすみの元凶AGEsを防ぐ夢の食材》”ヒシ茶”をご紹介します。
くすみの元凶「AGEs(エージーイーズ)」
説明してくださるのは、東海大学農学部食生命科学科の永井竜児教授。
AGEs(エージーイーズ)とは?
肌のくすみの元凶のみならず、体をむしばみ様々な病気を引き起こす老化物質。本来は代謝によって4週間ほどで排せつされますが代謝は加齢とともに下がるので、どんどん蓄積されてしまいます。基礎代謝量が下がり始める”お肌の曲がり角”は何と15歳!
蓄積したAGEsが排出を妨害するので、さらに蓄積される悪循環に陥ってしまうのです。
肌の酸化=肌のサビ
紫外線やストレスなどの刺激により、皮膚細胞内に発生した活性酸素が肌を酸化させて起こってしまう肌トラブル
肌のコゲ
体内でAGEsが蓄積することによって起こる肌トラブル。通常のスキンケアだけでは防ぎきれないという。
このAGEsは体内でうまく代謝されずに余った糖がタンパク質と結びつき発生するため、食生活など生活習慣の乱れが蓄積の原因になります。
AGEsを促進させる生活習慣
①喫煙
喫煙すると体内で異物を排除する炎症反応が起こるため活性酸素の酸性が上昇。その結果AGEsの生成を促進してしまう
②飲酒
アルコールの分解からできるアセトアルデヒドなどがAGEsを生成
③睡眠不足
寝ている間に出る肌の再生を促す”メラトニン”と”成長ホルモン”の分泌量が低下。代謝が落ちて肌にたまったAGEsを排出できず蓄積する可能性がある
④寝る直前の食事
血糖値が上昇し、下がりきる前に就寝すると寝ている間もAGEsの生成が止まらず多量の蓄積を招いてしまう
食事前に大豆系のお菓子やヨーグルトなど低糖質のおやつを食べて食事のドカ食いを防いで血糖値を急上昇させないことが大切!
AGEs抑制効果の高い食材「ヒシ」
AGEs抑制効果の高い食材は、水草の『ヒシ』。ヒシの実およそ10gを0.5Lで煮出したヒシ茶を1日100ml摂取し続けると、約4週間ほどでAGEs抑制の効果が期待できます。
ヒシ茶