5月12日(日)の「がっちりマンデー!!」で紹介されたのは『ワークマン』
作業服を中心に売っているガテン系御用達のお店です。
ワークマン
店舗数はユニクロ(822店舗)超えの全国839店舗!
売上高も昨年は過去最高の930億円に!!
さらに、作業服を売っている店舗というと現場作業をする男性のお客様が多いというイメージですが、ワークマンが始めた新店舗には女性客が殺到。
ガテン系のお店にもかかわらず女性客が5割なのだそうです。
ワークマンが急成長したがっちり戦略
魅力① 豊富な品揃え
ニトリルゴム背抜き手袋
刃物を扱う現場の必需品。
これを使えば刃物を握っても手が切れないのです!
空調風神服
背中に扇風機がついており、熱中症から守ってくれます。
人は体温が上がると汗をかき、蒸発する際の気化熱で体温を下げます。
「空調風神服」とは、衣服に付いた小型ファンで、衣服の中に外気を取り入れ、体の表面に大量の風を流すことにより、汗を気化させて、涼しく快適に過ごしていただく商品です。
熱中症や冷房病の防止にも期待できます。
セーフティーインソール
解体現場の必需品。
中敷きにステンレスが入っているので貫通しない!普通の靴に入れれば釘を踏んでも怪我をしません。
など、1,700種類もの商品を取り扱っています。
魅力② 安くて高機能な商品
・ナイロンヤッケズボン 499円
・青軍手 10双 178円(1双 17.8円)
といった、安さに加えて高機能な商品を取り揃えているのもワークマンの凄いところ。
厨房用シューズ
累計販売数15万足の『厨房用シューズ』は1,900円と破格の安さですが、靴底に特殊な素材を使用し、溝の形を工夫したことで油で滑りにくいという厨房で働く人に欠かせない機能がついています。
また、足が滑りやすい雨の日は困っていた主婦や妊婦さんが、転ぶ心配がないということで購入する人が増え大ヒットしたそう。
綿ヤッケ
もともとは溶接向けの作業着なのですが、火に強いつくりということでキャンプをする人たちの間で大人気に!
ワークマンのフランチャイズ
ワークマンはフランチャイズ方式の店舗。
埼玉県の秩父影森店は30年連続で売上げ1億円超え!
ワークマンのフランチャイズオーナーは夫婦が原則なのですが、それぞれにファンがつき馴染みみたいな感じでお客様が増えていくからなのだそう。
売上げ1億円超の秘密① 地元産業に合わせた品ぞろえ
例えば、秩父影森店のある地域では林業が盛んなことから
・鉄スパイクのついた地下足袋
傾斜でも滑らない
・しんげんくんプロ
チェーンソー専用の手袋
など、林業関係のアイテムを多めに揃えているのだそう。
売上げ1億円超の秘密② お得意様への配達サービス
売上げを伸ばすためにお客様に特別にやっていることは、配達サービス。
山道が多い秩父では来店が大変なお得意様のために毎日3件ほど配達しています。
現在のお得意様は100名ほど。
このような地道な努力が実を結び、本部から表彰されるほどの大繁盛店になりました。
まとめ
作業服のお店というイメージの強かった「ワークマン」ですが、「ワークマンプラス」というオシャレな店内の一般客向け新業態をオープンさせたところ女性客が5割になったそうです!
メディアでもたびたび取り上げられているので、今後ますます人気が高まっていくのでしょうね。