9月8日(日)の『がっちりマンデー』は”儲かる「リサイクルウォーズ」”
いまや2兆円といわれるリサイクル市場。
番組では、アイデア満載のリサイクル会社を紹介していました。
トレファク引越
スタッフが訪ねたのは『トレジャーファクトリー』
売上は創業以来ずっと右肩上がりで、今年は177億円を突破。
特に好調なのが家具と家電のリサイクル。
仕入れが重要
リサイクルで儲ける1番のポイントは「仕入れ」=「買い取り」ですが、『トレジャーファクトリー』は仕入れ問題の劇的な改善法を発見したのです!
それがトレファク引越 。
トレファク引越とは?
『トレジャーファクトリー』と引越屋さんが連携して、引越と買い取りを同時にやるサービス。
トレファク引越の利用方法
依頼の手順
見積もりを依頼すると提携している引っ越し業者が来て
・引越の見積もり
・買い取りの見積もり
をしてくれます。
持ち運ぶものを聞いた後にタブレットで買取品の写真撮影。トレジャーファクトリーへ送信すると、本部のバイヤーが写真を見ながら状態や型番などをチェックし過去の買い取りデータと照らし合わせます。
どんな状態、どこの店でいくらで、どれくらいの期間で売れたか表示。
早ければ数分で返信されるので、その場で査定結果が分かります。
引越の見積もり-買取の見積もり=実際の引越料金
依頼者にとってのメリット
引越直前まで買取品が手元に置いておける
特殊な引越で大活躍
高齢者が介護施設などへ入る際に引越先のスペースが狭くなるため、不用品がたくさん出ます。このような需要もあって、トレファク引越の受注件数はサービス開始の2014年から4年で約14倍に!
がっちりのヒミツ
・普通は引越の際の不用品処分だと廃棄料がかかるが、廃棄料ゼロ+買取料は相当おトク感!
・トレファクは敷地面積が広く、また扱い品目が多岐にわたっているため、置いておく場所+販路があるため
Rename(リネーム) ブランド服のタグを切ってバカ売れ
株式会社FINEでは、全く新しい服の売り方を発明しました。
新品のブランド服が7割引!!”タグ”を付け替えて売るのです。
Rename(リネーム)の仕組み
有名ブランドの新品の服を買い取り、自社ブランド「Rename(リネーム)」のネームタグに付け替えて再販売するシステムです。
それぞれのメリット
◆ブランド側
⇒売れ残った服をお金にしたいが、安売りはブランド価値が下がるのでRenameに服を安く売る
◆Rename側
⇒ブランドは言わないけど良い服を割引で販売アピール
(例)
・某有名ブランド日本製Tシャツ 20,000円⇒7,000円(65%引き)
・百貨店で展開する某有名ブランドコート 70,000円⇒24,000円(約7割引き)
わずか2年で30万着がほぼ完売!
「エブリデイ」 クレーンゲームの専門店
スタッフが訪ねたのは、クレーンゲーム店「エブリデイ」を運営している㈱東洋の中村秀夫社長。
「宝石キャッチャー」
宝石が獲れるクレーンゲーム、「宝石キャッチャー」は年間3,000万円の売り上げがあります。
なぜ儲かるの?
東洋は、クレーンゲーム店の他にリサイクル店「エブリデイゴールドラッシュ」
を経営しており、仕入れた宝石をクレーンゲームに使用しているのです。
実は、多くのリサイクル店では宝石を見分けられるバイヤーがいないため、ほとんどの石はタダ同然!貴金属の価値で値付けをするのです。
東洋は他のリサイクル店から値段のつかない宝石を安く買い取り、宝石鑑定士の社員が値段を見極めます。
《例》
・アクアマリン
他店でタダ同然⇒10,000円
・ブルートパーズ
他店でタダ同然⇒10,000円
・ブラックオパール
他店でタダ同然⇒30,000円
ここで1,000円以上の値段がついた宝石は、展示会などで一般販売。500円ぐらいの宝石を宝石キャッチャーで利用しています。
クレーンゲームの景品は800円以下に規制されているからなのですが、安くても本物の宝石なので大人気なのだそう。多い時は2時間待ちも当たり前というほど大盛況なのです!
リサイクルというと、メルカリなど、ネットで売買するしかないのかなと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、手続きが面倒くさい方は、近くに店舗があればリサイクルショップを上手に活用してみるのもいいかもしれませんね。